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2007年09月

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わたしのからだをさがして

協同医書出版社刊の「わたしのからだをさがして」-リハビリテーションでみつけたこと-という本を読んでいます。片麻痺のクライエントのかたとリハビリの療法士のかたとのあいだのメールでの往復書簡です。

リハビリテーションというと、からだを動かして、物理的に機能回復を促すものだというイメージを漠然ともっていたのだけれど、ここで描かれている作業、やりとり、体験の過程はそのようなイメージとはだいぶ異なっていて、もっと、「自分のからだがいまそこでしていること」「自分のからだがいまそこでとっていること」、そして、「そのからだを自分はいま(そして、いままで・・・)どのように感じ取っていたり、イメージしているのか」ということを丁寧に発見しなおしながら、じぶんのからだ(と、じぶんのからだのとっていることに)に会いなおしていくという感じに近いような感じがしました。

ゆるんだ、力の抜けた身体は、一般的には「しっくりくる」「放たれた」イメージがあるように思われるけれど、でも、実際の体験、体感覚としては、固めていたりというときのほうが、「しっくり」きたり、落ち着いていたり、不安ではない実感があったりすることもあります。バランスがとれていないように見えることも、実はバランスがとれてあるように必要なものとして選びとられていたりすることもあるんだと思います。ここでのクライエントの小川さんの感じていることというのは、細かく振り返ると自分のからだのうえにもあることのように思います。ほとんど自分のことを書いてあるみたい・・・(もちろんちがうわけだけれど)という共感?で読んでいます。

実は、そのリハビリテーションの場での対話のやりとりではなくて、往復書簡であることが、とても深いものにしている気がします。体験したこと、感じたことを持ち帰って、感じ直したり考えたり。それぞれが自分と向き合ったり・・・。そこからもういちど言葉にして、自分の感じ直したことを伝える・・・。そのインターバルの時間のあいだに感じていることがとてもこの本に大事なものとして流れているような感じがします。

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「わたしのからだをさがして」-リハビリテーションでみつけたこと-小川奈々・中里留美子著
協同医書出版社刊

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